発達障害1

発達障害

 発達障害といっても、その症状は千差万別であり、人それぞれ全てが異なるといっても過言ではない。障害を抱える人の数だけ症状があると言えるし、また、一人の人間が一つではなく、複数の症状を重ね合わせていることも珍しくなど全くない。

 

発達障害の基本的な分類を見てみよう。/var/folders/44/zrk5wcf101x34lbzcj7ymfp80000gp/T/com.microsoft.Word/WebArchiveCopyPasteTempFiles/diagram_ddtype.png

   https://junior.litalico.jp/about/hattatsu/より

  

診断を受けていない方もいるため、確定的な数字にはならないが、100名いれば約5名、つまり一般的な小学校のクラスに1〜2名というところであろうか。

もちろん、側からでは障害とは感じられないほどの方も多い。成人し、芸能関係で活躍をされている方々の中でもカミングアウトされている方も多いほどである。

 我が娘が該当するのは、自閉症スペクトラム障害であり、その中でも、アスペルガーであろう。幸い、通常学級に通学し、ほとんどの方がそれと気づかないレベルの症状である。昔であったら、発達障害などと思われることなく、少し変わったところがある子、程度であったろう。かくいう、夫もまた同じである。

 だったら、それほど問題なんてないのでは?

 と思われるかもしれない、、、

 それは、外での話である。

 外、つまり、彼女の場合、学校、および通学には、本人も努力しているのだと思う。一生懸命、周りの様子を伺い、合わせようとしている、、、そのため、必要以上に精神を疲弊してしまうのだろう。そんな状態で帰宅すると、一気に緊張から解放され、自閉的な症状が吹き出してしまうのだ。

 まるで、二重人格のようだ。